アベグレンって誰?日本の経営の三種の神器I 労務管理

こんにちは!ぴなです!

 

今回は、労務管理とは何か、また、日本型雇用の背景やシステムについてもお話していきたいと思います。

 

まず、題名にもあった通り、アベグレンって誰ですか?という方は多いかと思うので、
アベグレンが何をした人なのかもお教えしていきます。

 

では、お話していきます。

 

 

労務管理ってどんなこと?

経営資源には、モノ・カネ・情報
さらに、経営をするにあたって一番重要ともいえる、ヒト存在があります。

 

そのヒト資源を扱うのが労務管理ですが、
なぜこの労務管理が重要となってくるのかといいますと、
モノ・カネ・情報の資源がどんなに良いものがそろっていても、
ヒト資源が最悪である場合、企業はすぐつぶれます。

 

ヒト資源をどれだけ有効に使うかといったところが企業が勝ち残るためには、重要であります。

モノ・カネ・情報を動かすことができるのは、ヒトしかいないのです。

 

また、大学生は、就職活動をするとき、企業に労働能力を売るわけですから、
自分がヒト資源としてどれだけアピールすることができるのかが大切になってきます。

そこで内定かどうか決まるかもしれないのですから。

 

 

日本型雇用とは?

日本は、日本企業の特徴でもある、終身雇用・年功序列制・企業別組合の日本の経営の三種の神器があります。

結構当たり前だ思われていますが、欧米などではかつて異常だと捉えられていました。

また、経営家族主義といって、日本特有の集団で行動するようなものであります。

さらに、海外と違って日本は会社を契約したら契約以上の関係が築かれているのです。

 

終身雇用

終身雇用とは、一度就職したら定年退職するまで会社へ勤めることを言います。

昔は、高校や中学を卒業したらすぐ就職をしていました。

18歳から昔の定年は50歳なので、35年くらいはずっと会社に勤めます。

現在は、60歳~65歳で定年となりますが、70歳にまでなる日が必ず来ますよね。

 

年功序列制

年功序列制とは、勤続年数が多いほど給料が上がっていくことです。

就職したてだと独身の人が多いですが、結婚すれば家庭ができますので、
それまでには年功序列制のおかげで給料が上がっています。

ということなので、能力は加味しないのです。

 

企業別組合

企業の従業員で組織が形成された組合のことを言います。

日本は、大体がこの形態をとっています。

これも、日本の組合の特徴であります。

 

この、日本の経営の三種の神器と呼ばれる制度なのですが、
「おかしいだろ!異常だ!」といった人がいます。

 

それが、アベグレンです。

 

アベグレンとは誰なのか?

アベグレンとは、1958年『日本の経営』という著書を書いた人物です。

そして、アベグレンは、終身雇用のことをlifetime commitmentといいました。

意味は、結婚や生涯といった言葉に近いです。

ここから解釈していくと、先ほども言ったとおりに、契約以上の関係が築かれています。

また、長期雇用とは意味が違ってくるので、一生会社でいるレベルといった感じです。

欧米では、家族との生活を支えるために、会社と契約を交わすといった考えなのですが、
日本は、制度としてあることに問題視をしているようです。

 

さらに、年功序列制のことを、seniority wage systemといいました。

まず、なぜ能力や実力で見ないのかというところです。

欧米では、実力主義、能力主義なので、欧米から見ると異常であると考えられます。

 

しかし、転機となる時が日本にも来ました。

 

高度経済成長期

朝鮮半島での戦争が起こったとき、
アメリカが日本に莫大な投資をしたことがきっかけとなり、1ドル360円が長期間続きました。

そして、日本の労務管理の特徴である、従業員と企業が一体となることで、
安くて高品質な製品を作れるようになったのです。

その結果、この制度が企業を支えていくことになりました。

ですから、高度経済成長期で評価が良くなったのです!

 

 

どうして日本はこの制度を使うのか

三井、三菱、住友の3つの企業は、
製造や金融、流通などと多角化していきました。

そして、工場などを払い下げ、 工業化の発展のため職人の技術が必要となりました。

また、腕の良い職人を雇い、
職人が辞めないように良い制度を設けて、
繋ぎ止めるために、この三種の神器と言われる制度を使っているのです。

今となってもこの制度は使われていますが、
固定費の負担が大きくなったり、
いい人材が育つのに時間がかかったりするため、
まだまだ考える必要があります!

 

以上、ぴなでした!